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銀行の健康保険組合に勤務した場合のメリット・デメリット

こんにちは、今日は銀行の健康保険組合に勤務した場合のメリットとデメリットを書きます。

私は平成29年11月から平成30年11月までの約1年間地方銀行の健康保険の事務の仕事をパートですが勤務しました。健康保険組合の仕事は後日、記事にしたいと思います。

銀行の健康保険に勤務した時のメリット

私が銀行の健康保険組合に勤務した時に感じたメリットは、まず健康保険組合の運営の仕組みが分かりました。

健康保険組合の運営の仕組みは、詳細な説明は省きますが、会社から頂くお給料の金額を基にして、健康保険料を決めて、社員のお給料から保険料を徴収して、健康保険組合を運営します。徴収した保険料から、医療費を支払基金を通して病院に治療費や薬代を支払いますので、社員が病院に掛かった時は自己負担3割で済みます。

次は、様々な病気が世の中に存在することがわかりました。私は銀行の健康保険で担当した仕事は社員の医療費の計算や銀行に入社した社員の健康保険の資格取得届と退職した社員の健康保険資格喪失届の事務処理をしました。医療費の計算は、病院がネットで支払基金のオンラインを通して、社員が病院に掛かった診療報酬明細書をデータにしたものをパソコンに取り込み、USBにそのデータを落として、レセプト管理システムという専用ソフトにデータを入れます。その結果、レセプト管理システムというソフトを使用して、「社員または社員の家族がどんな病気で病院に行って、どの治療をしたのか、どの薬を使ったのか?治療費はいくらだったのか?」を明記している診療報酬明細書が見れます。その診療報酬を見て、気になった病名をネットで調べました。ちなみに「中枢性思春期早発症」という特定疾患に罹患した社員のお子様がいました。

あとは、医療業界で使用される専門用語を知ることができました。例えば、手術や入院の時に医療費が高額になった場合に必要な「限度額適用認定証」、怪我とかで仕事ができなくなった時に必要な「傷病手当金」などです。

おまけに銀行の健康保険組合なので、銀行の業務用語も覚えました。例えば、「付替」などです。

以上が銀行の健康保険組合に勤務した時のメリットになります。

銀行の健康保険に勤務した時のデメリット

私が銀行の健康保険組合に勤務した時に感じたデメリットは、知りたくない情報を知ってしまうことです。

社員の毎月の給与額、住所、賞与額、年収はもちろん、社員の病歴や社員の病歴、被扶養者調査による家族の勤務先や学校と家族の年収が知りたくなくても知ってしまいます。

個人情報の宝箱を常に扱うので、常に神経を使います。

以上が銀行の健康保険組合に勤務した時のデメリットになります。

銀行の健康保険組合に勤務した感想

健康保険組合に勤務した感想は、とにかく必要以上、かなりの個人情報に触れるので、神経が疲れる仕事だったと思いますが、健康保険に関する知識を身につけることができたのでそれは良いと思いました。