いきなり質問ですが、なぜ、あなたたちはすごく小さな小人になりたいのですか?
どうして、どこかに行きたいのですか?どうして、冒険したくてたまらないのですか?
私なら、小人よりも巨人になります。高層ビルよりも大きい巨人になって、町を見下ろして、何かを壊して、日本を離れて、ヨーロッパのドイツのどこかの森に住みたいです。
なので、私は、小人になって、どこかに行きたくて、そして冒険したくてたまらないあなたたちを珍しい人たちだと思いました。
でも、私があなたたちと一緒で、すごく小さな小人になったら、この世界よりも綺麗な世界に行って、冒険したいです。
それより、私は、小さな小人になって、どこかに行きたくて、そして冒険したくてたまらないあなたたちに紹介したい本があります。だから、今、すごく小さな小人になって、どこかに行きたくて、そして冒険したくてたまらないあなたたちに、本の紹介文を書いています。
私があなたたちに紹介する本の名前は、『ホビットの冒険』(上下巻)です。
ジョン・ロナウド・ルーエル・トルーキン
さっそく『ホビットの冒険』を紹介しようと思いますが、私は本を紹介するときは、必ず著者の紹介をするのを決めているので、『ホビットの冒険』の著者のイギリスの文献学者、作家のジョン・ロナウド・ルーエル・トルーキン(John・Ronald・Reuel・Tolkien)(以下、トルーキン)を紹介します。
『ホビットの冒険』の著者、トルーキンは、1892年に、現在の南アフリカ共和国の一部になっているオレンジ自由国のブルームフォンテンで生まれました。
トルーキンが4歳のときに母親と一緒にイングランドに移住しました。
その後、トルーキンは、バーミンガムのキング・エドワード校に入学し、セント・フィリップ校、そして、オクスフォード大学に進み卒業して、同大学の教授になり、「ベオウルフ」や「チョーサー」の研究をしながら、中世の英語学と文学を学生たちに教えていた。
トルーキンは、『ナルニア国ものがたり』(全7巻)の著者のクライブ・ステープルス・ルイス(Clive・Staples・Lewis)と親しかったみたいです。
トルーキンは、1973年に逝去されました。
トルーキンの作品の代表作は、『指輪物語3部作』の第1部『旅の仲間』・第2部『二つの塔』・第3部『王の帰還』や、後に紹介する『ホビットの冒険』、『ニグルの木の葉』・『道は続くよどこまでも』・『シルマリルの物語』・『ビルボの別れの歌』などがあります。
これで、『ホビットの冒険』の著者、トルーキンの紹介がおわったので、本題の『ホビットの冒険』の紹介をしたいと思います。
『ホビットの冒険』
『ホビットの冒険』は、トルーキンが、1937年に発表したファンタージー小説です。
この物語は、指輪がでてきます。その指輪は、後の作品の「指輪物語3部作」(『旅の仲間』・『二つの塔』・『王の帰還』)で、すべてを統べる「一つの指輪」であったことが明かされています。
主人公は、ホビット族という小人の「ビルボ・バキンズ」は、ドワーフという小人たちの財宝を奪った竜から取り返すために、ある日、魔法使いの「ガンダルフ」と13人のドワーフたちと一緒に、はなれ山を目指して冒険の旅に出る物語です。
そこで、『ホビットの冒険』の登場人物の紹介をします。
ホビット族の「ビルボ・バキンズ」は、ホビット族の上流階級の末裔で、旅を重ねるごとに成長してきます。
魔法使いの「ガンダルフ」は、「ビルボ」の友人の魔法使いで、「ビルボ」をドワーフの旅に誘いこんだ張本人です。
次から紹介するのは、ドワーフという小人の13人です。
「オイン」は火起こしの名人で、茶色の頭巾をかぶっています。「グローイン」と兄弟です。
「オーリ」は灰色の頭巾をかぶっています。
「キーリ」と「フィーリ」は「トーリン」の甥で、青色の頭巾をかぶっています。
「グローイン」は「オイン」と兄弟で、白い頭巾をかぶっています。
「トーリン」は13人のドワーフの仲間の指導者です。
「ドーリ」と「ノーリ」は、紫の頭巾をかぶっています。
「ドワーリン」は暗い緑の頭巾をかぶっています。
「バーリン」と兄弟です。「バーリン」は赤い頭巾をかぶっていて、「ドワーリン」と兄弟です。
「ビフール」と「ボフール」は黄色の頭巾をかぶっています。
「ボンブール」はうす緑の頭巾をかぶっています。
他にいろいろな生き物が『ホビットの冒険』にでてきますので、どんな生き物が登場するのかな?とワクワクしながら読み進めることができる作品になっています。
映画『ホビットの冒険』シリーズ
今、紹介している本『ホビットの冒険』は2012年に『ホビット 思いがけない冒険』、2013年に『ホビット 竜に奪われた王国』、2014年に『ホビット 決戦のゆくえ』という『ホビット 三部作』の『ホビットの冒険』シリーズと称して映画を公開、各映画は10億円を超える興行収入を得る大ヒットしました。
また、『ホビット 三部作』が公開される11年前の2001年から2003年にかけては、『ホビットの冒険』のその後の物語になる『指輪物語3部作』を『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズと称して『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』(2001年公開)、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(2002年公開)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003年公開)を『ロード・オブ・ザ・リング 三部作』として公開、各映画は『ホビットの冒険』以上に50億円を超える興行収入を得て、さらに、アメリカの名誉あるアカデミー賞を多数受賞しました。
私は、『ホビット 三部作』と『ロード・オブ・ザ・リング 三部作』を両方見ましたが、個人としては、『ホビット 三部作』が好きです。
理由としては、『ロード・オブ・ザ・リング 三部作』より物語の内容がわかりやすく、また、ドワーフの13人のキャラクターがしっかり作られていて、より映画を楽しめるからです。
終わりに
すごく小さな小人になって、どこかに行きたくて、そして冒険したくてたまらないあなたたち、早速、『ホビットの冒険』を手にとって、主人公の「ビルボ・バキンズ」と一緒に竜を倒す冒険に出かけましょう。