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映画「アラジン」(2019年公開)

今日は6月7日に公開した実写版映画「アラジン」について書きます。

映画「アラジン」

映画「アラジン」は「アラビアンナイト(千夜一夜物語)」と「アラジンと魔法のランプ」を題材にしたファンタージー作品です。

1992年にディズニーがアニメーション映画として制作、そして今年2019年に実写化しました。

主人公は映画名になっている「アラジン」で、ヒロインは国のプリンセス「ジャスミン」です。

物語を簡単に書きますと、「アラジン」が魔法のランプの精霊「ジーニー」に手助けしてもらいながら、プリンセス「ジャスミン」と恋に落ち、王国に対してクーデターを企む悪者「ジャファー」を倒すという内容です。

実写作品の主人公「アラジン」役は「メナ・マスード」というエジプト出身の俳優が演じ、プリンセス「ジャスミン」役は「ナオミ・スコット」いうイギリス出身の女優が演じ、そして、魔法の精霊「ジーニー」にはハリウッドスターの「ウィル・スミス」が演じています。

映画「アラジン」の見どころ

この映画の見どころは、アニメ版の世界観を見事に再現している点です。

例えば「アラジン」が初めて魔法のランプの「ジーニー」に出会う洞窟のシーンは最新CG技術を沢山使用して、映画のスクリーンに釘付けしてしまう映像になっています。

そして何より1993年第65回アカデミー賞の歌謡賞を受賞した「ホール・ニューワールド」が流れる魔法の絨毯で「アラジン」と「ジャスミン」が夜の王国の姿や夜の砂漠をみにいくシーンはアニメの再現度がとても高いです。映像が鮮明で「アラジン」と「ジャスミン」と一緒に魔法の絨毯で空を飛んでいる気分なり、楽しいです。

映画「アラジン」の感動したシーン

私が今回の実写映画「アラジン」を見て一番感動したのはヒロインの「ジャスミン」がジャファーの命令で兵隊に牢屋に連れていかれる時に、「ジャスミン」が一人で「私はくじけない、絶対に負けない」という歌うシーンです。

このシーンに流れる挿入歌は「スピーチレス〜心の声〜」という今回の実写化に伴って新しく作られた新曲です。

この曲は「社会的圧力に絶対に負けない強い意志を持った自立をした一人の人間として生きる女性」を歌っています。

まさに王国を自分の力で国民の幸せを導くことを願っている「ジャスミン」にぴったりな曲です。

壮大なメロディーと共に「私は絶対に誰かの言いなりにならないで、自分の人生を生きてく」という決意を歌で表現する「ジャスミン」のシーンは圧倒的でした。

映画「アラジン」の感想

実写映画「アラジン」を見ての感想を一言で言うならば、魔法のランプの精霊の役の「ウィル・スミス」が物語の終始を仕切っていましたので、ウィル・スミスで始まりウィル・スミスで終わる映画でした。

また、この映画の主人公は「アラジン」ですが、もう一人の主人公は魔法のランプの「ジーニー」だと思いました。私がなぜそう思ったのか?は映画を見れば分かると思います。

以上実写映画「アラジン」の記事になります。